抗体検査と言っても正直よく解らないですよね。
IgMとIgGについて少しお話しましょう。
IgM抗体とは・・・一般的に感染の初期に作られ、比較的に早い段階で消失します。
IgG抗体とは・・・比較的ゆっくりと作られますが、長期間体内に存在すると言われています。
解りやすくいうと・・・
IgM抗体が陽性かつIℊG抗体が陰性であれば感染初期の可能性があり、
IgM抗体が陰性かつIℊG抗体が陽性であれば、感染後期もしくは治癒の段階であると言えます。
IgM抗体のみ陽性の場合
過去1週間以内に感染した可能性が高い状態と考えられますので、PCR検査を受けていただく事になります。
※当院でPCR検査を行っております。詳しくはお問合せください。
IgM抗体とIgG抗体が陽性だった場合
抗体陽性となり、即治療が必要な感染状態とは限りませんが、原則PCR検査が必要になります。
IgM抗体とIgG抗体が陰性だった場合
新型コロナウイルス感染の可能性はかなり低いですが、感染を完全に否定するものではありませんので
ご注意ください。(抗体検査で陰性でも、PCR検査で陽性となることもあります。)