性病

性病とは

性病とは性感染症(STD)のことで、性行為やオーラルセックス、アナルセックスなどによって感染します。症状も男女差があり多様で、気になる症状があったら気軽にご相談ください。

安心して治療を受けていただくために

安心して治療を受けていただくために性感染症には将来的に不妊などの原因になる可能性がある性感染症もあります。きちんと治るまでしっかり治療を受けることが重要です。症状がなくてもパートナーの方の受診が大切です。そのため、当院では患者様が安心して治療を受けていただけるよう、プライバシーに配慮した診療を行っています。

プライバシーを守ります

当院では患者様のプライバシーを守るために配慮を行っています。受付などで病名や症状などについてうかがうことはありません。また当院は消化器内科・循環器科など幅広い科の診療を行っていますので、気兼ねなくご来院いただけます。病気のことで当院からご家庭やお勤め先に連絡をさし上げることはありません。
また、検査や治療、処置などでも内容を先に詳しくご説明した上で、不快感がないよう配慮しながら丁寧に行っています。

確実に治すことを重視しています

確実に治すことを重視しています当院では患者様に合う方法での治療を重視しており、薬の有効性を確認する検査を必ず行うようにしています。通常の薬剤が効きにくい場合や抗生物質では効果を見込めないウイルス性疾患に関しても複数の治療法をご用意していますので、治りにくい、あるいは再発を繰り返している方もご相談ください。

性病検診も行っています

性病は一部の方がかかる病気ではなく、だれもがかかる可能性のある病期です。そこで当院では、結婚を考えはじめたタイミングでの性病検診をおすすめしています。

予防を心がけましょう

ほとんどの性感染症は正しくコンドームを使用することで感染リスクを大幅に下げることができます。ただし、中にはオーラルセックスによって喉に感染する性感染症などもありますので、不特定多数とのセックスを避けることもやはり重要です。

性感染症は近年、若い世代に感染が拡大してきており、誰でもかかる可能性のある病気になっています。ご自分だけでなく大切なパートナーを守るためにも、「もしかしたら」と思ったら、受診してきちんと治していきましょう。

代表的な性病

クラミジア、淋病、梅毒など細菌感染によるもの、性器ヘルペスのようにウイルスによるもの、そしてトリコモナスや毛ジラミも性感染症に含まれます。症状は男女で異なるものが多く、どちらかにだけ症状が現れることもあります。症状がなくても感染している可能性が高いため、パートナーの治療も不可欠です。伝えにくいなどのお悩みがありましたら、ご相談ください。

クラミジア

日本では成人の3~5%が感染しているという報告もあるほどよくある性感染症です。自覚症状が乏しいため、気付かずに放置されているケースもかなり多くなっています。

男性の症状

  • 排尿時の痛み
  • 尿道の痒み、熱っぽさ、違和感
  • 白っぽい分泌物
  • 頻尿
  • 精巣上部にある副睾丸の腫れ
  • 尿道口の淡い赤み

女性の症状

  • おりものの増加
  • 下腹部痛
  • 性交痛
  • 不正出血
治療

抗生物質の服用で治療します。症状がまったくない場合もパートナーの治療が不可欠です。感染後早めに治療を受けることで再発の可能性を抑えることができ、治療効果も現れやすいとされています。

淋病

性行為に加え、キスやオーラルセックスで喉への感染が起こることもあります。男性に強い症状が出やすいのですが、女性には自覚症状がほとんどありません。淋病は、女性が感染すると不妊や子宮外妊娠のリスクが高くなるため、自覚症状がない場合も確実に治療を受けて治すようにしてください。

男性の症状

  • 排尿時の強い痛み
  • 尿道の痒み、熱っぽさ、違和感
  • 黄色く粘着質の膿
  • 頻尿
  • 精巣上部にある副睾丸の腫れ
  • 尿道口の赤み、腫れ
  • 排尿困難
  • 血尿

女性の症状

  • 黄褐色で悪臭のあるおりものの増加
  • 下腹部の痛み
  • 発熱
治療

抗生物質での治療が有効で、適切な治療を早期に受ければ完治できます。ただし、梅毒に感染しているとHIV感染も起きやすいため、検査が不可欠です。

梅毒

梅毒の症状は進行によって変わり、症状のほとんどない期間があることが特徴になっています。下記でご紹介している第2期までに適切な治療を受ければ完治できます。女性の梅毒は症状が現れにくいため発見が遅れるケースがあり、胎児に感染して先天梅毒の原因になりますので、必ずパートナーにも治療を受けるようにする必要があります。

第1期

感染から約3週間後に症状が現れはじめ、数週間で症状が消えます。

  • 感染部位のしこり・潰瘍
  • リンパ節の腫れ
    ※女性には症状がまったくない場合もあります。
第2期

感染から約3ヶ月後に現れはじめ、数ヶ月~数年で症状が消えます。

  • ブツブツした皮膚発疹
  • 皮膚に赤い斑点ができる
  • 体の中心から手足や頭部などに向かう薄赤く円形のアザ
  • 主に後頭部の脱毛
第3期

感染から約3年以上経過して現れはじめます。

  • 皮膚や内臓にできる大きなしこり
第4期

末期症状です。

  • 関節の炎症
  • 手足の感覚が鈍る、なくなる
  • 心臓、血管、目、脳に重度の障害
  • 死に至る
治療

抗生物質の服用や注射で治療します。治療期間は数週間から数ヶ月程度です。完治には第2期までの治療が不可欠です。進行してしまうと治療効果がなかなか現れず、完治してからも定期的な受診が必要になります。

性器ヘルペス

唇周辺にできる口唇ヘルペスと同じウイルスが性器周辺に感染したもので、性行為だけでなくオーラルセックスで感染することがあります。症状も口唇ヘルペスとほぼ同じで、ピリピリした違和感からはじまり、痒み、水泡や潰瘍、ただれが起き、水泡や潰瘍がただれた際に強い痛みを生じます。女性がはじめて感染した時の症状が特に強く、排尿障害などが起こることもあります。

症状
  • ピリピリする違和感
  • 痒み
  • 軽い痛みを伴う水疱や潰瘍
  • 歩行中や排尿時の痛み
  • 太もものリンパ節の腫れや痛み
  • 高熱
  • ただれによる強い痛み
治療

ウイルスですので抗生物質は効きませんが、効果の高い抗ウイルス剤があるためそれで治療します。症状が強く出ている際には注射や内服、軟膏の塗布を行います。歩行中の痛みや排尿障害がある場合には、入院も必要になります。再発で比較的症状が軽い場合には、内服だけでも効果が見込めることが多くなっています。

トリコモナス

膣トリコモナスという原虫による性感染症です。膣トリコモナスという名前ですが、男性にも感染します。性行為以外にも、下着たタオルなどによる感染、トイレ、お風呂、サウナ、プールなどで感染するケースもあります。そのため、感染がわかったらご家族に移さないように注意する必要があります。女性はおりものの異常という症状が出て気付きやすいのですが、男性には症状が出ないことが多くなっています。

男性の症状

  • 排尿時の軽い痛み
  • 頻尿
  • 膿のような分泌物
  • 性器の痒みや熱っぽさ

女性の症状

  • 膿のようなおりもの
  • 悪臭のあるおりもの
  • 黄・緑・白など濁った色の水っぽいおりもの
治療

検査は男性の場合尿道から、女性は膣から分泌物を採取して行います。治療には駆虫剤のフラジールというニトロイミダゾール系抗原虫薬を用います。女性には膣に挿入するタイプの薬もあります。ほとんどの場合、10日ほどの服用で治ります。

毛ジラミ

激しい痒みを起こす毛ジラミの感染症です。肉眼で見える大きさの成虫は30個程度の卵を産み、その卵は1週間ほどで孵化します。成虫は人から離れても48時間の生存が可能ですから、性行為だけでなく、タオルや寝具の共有、サウナ・お風呂・プール・ジムなどでも感染する可能性があります。そのため、ご本人とパートナーの治療に加え、寝具や下着をはじめとする衣類の消毒も重要になってきます。
まれに痒みを生じないケースもありますが、下着に付いた黒い点のような汚れで寄生に気付くことがあります。この黒い点は毛ジラミの糞です。主に陰毛へ寄生しますが、他の体毛に寄生することもまれにあります。

症状
  • 感染部の激しい痒み
  • 下着に付着する黒い点のような汚れ
治療

剃毛や毛ジラミ駆除のためのパウダーやシャンプーを使った治療を行います。あわせて、寝具やタオル、下着などの衣類を熱処理してください。

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